info_top

ハンセン指数構成42銘柄 編集部の最新分析レポート



『利豊』(00494)

■2ケタ成長を維持する大手貿易会社
 香港を代表する貿易会社。世界40ヵ国以上、80ヵ所の営業所を構え、主力のアパレル製品や装飾品、玩具、スポーツ用品など、取扱商品は多岐に渡る。同社の本業は輸出業で、傘下の『利和経銷集団』(02387)と『利亜零售』(08052)がそれぞれ卸売、小売部門を担っている。

 昨年の中間決算では売上の6割を占める米国業務が堅調だったほか、3割を担う欧州業務の収入が68%増加したことで、全体では前年同期比25・5%の増収(473億9300万HKj)、17・7%の増益(12億3800万HKj)と2ケタ台の伸びを維持した。

 しかし、欧米経済の急降下で世界の消費意欲には急ブレーキがかかっており、下半期には経営が悪化するとの見方が強い。同社はこれまでM&Aで主に業績をアップさせてきたが、今年は自身の経営難から買収ペースを減速させる見通し。ただ、同時に不況を逆手に市場シェアの拡大を図っていくとし、最低でも10%台の売上伸び率を維持すると表明している。





■編集部の一言
 
「同社が発表した今年の売上2ケタ増の戦略に対し、市場の意見は賛否両論。『ゴールドマン』は強気の見方を示す一方、短期的な受注状況を明らかにしていない点に着目し、今後の経営環境がさらに悪くなっているのでは、との意見もあります。

 さらに、米国で最大のおもちゃ小売業者『KB Toy』が昨年末に破産保護を申請しましたが、その最大の債権者が同社。およそ2720万米jの債務を抱えたと言われています。

 ただ、米国経済が低迷から脱すれば、同社の本業そのものも収益が回復し、予想以上の高成長を遂げる可能性もあります。上述の悪材料で株価が下がれば買い時かもしれません」


ハンセン指数構成42銘柄トップへ戻る

週刊 『ベンチャーインテリジェンス』 お申込みはこちらから


Page Top



この改行は必要→