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ハンセン指数構成42銘柄 編集部の最新分析レポート



『華潤創業』(00291)

■中央企業旗下、小売中心のコングロマリット
 中央企業(※)の『華潤集団』を親会社に持つコングロマリット。コンクリート・建材メーカーの『華潤燃気』(01193)、電子製品の『華潤微電子』(00597)、電力の『華潤電力』(00836)、不動産の『華潤置地』(01109)などが姉妹企業で、自身はスーパーマーケットを主力とした小売や「雪花ビール」などの飲料品、そのほか食品加工、紡績事業なども手掛ける。

 同社は92年に上場企業を注入されるかたちで香港市場に上場したが、前身の『華潤公司』は1940年代後半に香港−中国東北地方の貿易ルートを確立した先駆者としての過去を持つ。

 昨年1−9月期の決算では、前年同期比29・3%の増収(501億4100万HKj)に増加した一方、52%の大幅減益(21億5900万HKj)を計上した。主力の小売、飲料部門はそれぞれ20%前後の成長を見せたものの、原料高から食品加工部門の収益が大幅に減少。紡績部門の業績悪化や投資収益が前年同期から半減したことも収益の重石となり、通期決算でも業績の大幅な悪化が見込まれる。

(※)中央企業:中国国務院国有資産監督管理委員会が監督・管理する大型国有企業141社のこと






■編集部の一言
 
「同社にとって昨年が業績の谷間とされ、今年は食品業務の牽引で約7%の回復が見込まれます。長い目で見れば小売部門などの成長は期待ができますが、経済情勢が良くないことから、投資をするなら長期が基本。

 09年予想配当利回り5%となる9HKj前後で仕込みたいところです。また、今年1月末にこれまでの経営トップであった陳樹林氏が退職し、新たに陳朗氏が43歳の若さで同社の舵取りを行うことになりました。昨年後半から不振続きの業績を早期に立ち直らせることができるか、その経営手腕に注目です」


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