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ハンセン指数構成42銘柄 編集部の最新分析レポート



『恒隆地産』(00101)

■財務内容はピカ一、今後は国内進出に期待
 香港大手不動産業者の一つ。親会社であるコングロマリット『恒隆集団』(00010)の不動産部門で、住宅からショッピングセンター、オフィス、サービス式アパートなどの建設と物件販売が主力。最近では住宅、商業用物件の賃貸業務にも力を入れている。

 今年6月末の通期決算では130%の増収(100億8000万HKj)、107%の増益(131億5900万HKj)と好業績をマーク。保有物件の不動産価値が大幅に上昇したほか、物件販売の売上が4倍以上に膨れたことが起因した。

 同社最大の特徴はなんといっても財務の健全性。デベロッパーは土地取得などに巨額のコストがかかるため、どの企業もある程度の負債を抱えているのが通常だが、同社は負債ゼロを実現。最近では不況による不動産価格の下落を事業拡大のチャンスとみて、来年末までに400億元を投じて中国国内で18ヵ所の土地を買収すると発表した。

 そのうち6割はすでに買収契約が済んでおり、残りの4割も来年上半期には完了する見通し。現在国内からの収入は全体の15%に満たないが、今後も中国事業に力を入れ、数年内に収入源の一つに発展させる構えである。





■編集部の一言
 
「事業の規模でみれば3大デベロッパーには及びませんが、成長性と財務内容などから、ダークホースの同社をお奨めします。同社は景気が悪いいまは焦って販売することはない、とのコメントするなど、余裕すら感じられるからです。
 厳しい経営環境のなかで無借金経営を保ち、開発用地を積極的に拡大することができる企業が"本当に強い会社"なのかもしれません」


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