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ハンセン指数構成42銘柄 編集部の最新分析レポート



『中電控股』(00002)

■利益の3分の2を政府が保証する電力企業
 香港を代表するエネルギー企業。発電から香港全土への送電までを手掛けており、香港人口の8割以上となる220万世帯に電力を供給している。最近ではオーストラリアや東南アジアなどの海外にも進出。米『エクソン・モービル』や日本の『三菱商事』などとも提携関係にあり、合弁を通じて積極的に最先端の技術や設備を導入している。

 業績は多少の上下こそあるものの、安定して推移。07年末は7・2%の増益(106億800万HKj)を見せたものの、今年は世界的な景気の悪化を受け、中間決算では純利益が8・5%の減益(56億1000万HKj)となった。今年の通期では102億HKj、来年にはさらに84億HKjまで落ち込む見通しだが、10年には91億HKjへの回復が予想されている。

 同社最大の特徴はそのスケールメリットにある。香港人口の8割を占める送電網の収益が悪化すれば香港経済も大きな打撃を受けるため、政府が経営に介入しており、香港の経済状況などに応じて利益のおよそ3分の2が保証されている。石炭価格高騰の悪影響を受け難いところも大きなメリットである。




■編集部の一言
 
「最近ではベトナムでの火力発電やインドでの風力発電プロジェクトにも参加しており、収益の幅が広がりつつあります。また、同社は厚い配当が魅力で、四半期ごとの現金配当を行なっています。配当性向は50%以上、配当利回りは4〜5%を保っていることが人気の所以の一つ。長期投資家にはお奨めの1社です」


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