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ハンセン指数構成42銘柄 編集部の最新分析レポート



『長江実業』(00001)

■傘下企業の収益減が足かせに
 香港No.1の大富豪・李嘉誠氏が率いる不動産会社。香港屈指の大財閥で従業員26万人を有する『長江グループ』の旗艦企業である。傘下には、ハンセン指数を構成する電力会社の『香港電灯』(00006)や埠頭運営の『ハチソン・ワンポア』(00013)など名だたる上場企業を従え、時価総額は合計9284億HKjにのぼる。

 主力の不動産事業では住宅からオフィス、ホテル、ショッピングセンターなどの開発に従事し、拠点の香港以外でも中国国内で大都市を中心に55プロジェクトに着手。そのほか、シンガポールや英国などの海外進出も果たしている。

 近年の業績はこれまで安定して2ケタ成長を保ってきたが、今年は不景気の波に押されている。先の中間決算では、販売物件の拡大で売上高こそ前年同期から約3倍の102億8600万HKjをマークしたが、関連会社の業績不振やコスト高が収益を圧迫し、純利益は120億2200万HKjと前年同期比で35%の減益となった。





■編集部の一言
 
「今後数年にわたり収益が低下すると予想され、グループ全体をどう立て直していくかが当面の課題となりそうです。とはいえ、収益、事業規模で香港最大の不動産企業である同社の株価はPER10倍、BPS0・7倍の歴史的な安値水準にあります。将来の回復を見越して購入してみるのも一手でしょう。利回り4%という点も長期投資家には好材料です」


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