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ハンセン指数構成42銘柄 編集部の最新分析レポート



『江西銅業』(00358)

■中国トップの銅メーカーの地位を堅持
 銅生産で中国トップを誇る鉱産企業。陰極銅の年間生産能力は約90万dで、同社が持つ銅資源の埋蔵量は1500万dと中国全体の銅資源の4分の1を握っている。そのほか金、白銀や硫酸なども生産。これらの採掘した鉱石を選鉱し、精製までを行なう。

 08年通期決算では、各種製品の生産増により前年比24・4%の増収(536億9300万元)と2ケタ増収を保った一方、金融デリバティブ製品で13億6300万元と巨額のマイナスを計上したため、同49・6%の減益(22億8500万元)となった。今年に入ってからは国内経済の成長鈍化もあり、第1四半期決算は28%の減収、89・3%の減益と、業績はさらに悪化している。


■積極的な業容拡充は長期的に好材料
 短期的には厳しいが、長期的な見通しは明るい。早ければ今年下半期には世界経済が回復し始めるとみられ、海外でも需要回復が期待される。実体経済の回復にともない、商品需要と価格を押し上げるとみられる。

 年初には傘下の銅箔メーカーである『江銅一耶茲銅箔』へ2億6800万元を投入し、第2期拡張工事を開始。完成すると高級銅箔の年産能力は5000d上乗せされ、生産規模は年間1万1000dに倍増する。また、親会社が年産20万dの亜鉛工場と精製施設を今年から5年で建設し、上場企業である同社へ注入するとの計画を発表。海外事業にも積極的で、アフガニスタンの銅鉱プロジェクトへ今後5年間で43億9000万米jを投資することが決まっている。







■編集部の一言
 
「中間決算では前年同期比50%以上の減益が見込まれます。ただし、工業製品全体の6割で銅を使用している、というように、中国経済の成長に銅は欠かせない材料の一つ。今年は減益が予想されますが、長期では高い成長余地が秘められています。

 先日、株主である『ハルビス・キャピタル』が持ち株比率を5・18%から4・48%に引き下げましたが、今後も持ち株売却にともない、株価を圧迫するとみられます。そうなれば投資家にとって参入のチャンス。長期での投資を推奨します」


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