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         連載 ベトナム株はこれからが本番 

ベトナム株 コワイけど買うと儲かる5銘柄

主力株が冴えないなか
大活躍した小型株

VN指数は8月に入ってから三度880ポイント割れを試したものの、その都度反発。いよいよ夏の軟調相場も、終盤に差し掛かった。

いままで主力不調のベトナム株で、市場の話題となっていたのは、ビンディン鉱産株式会社(MBC)、バー山・タイニンロープウエー(TCT)、ラムドン鉱産建設資材(LBM)など、株数が少なく値動きが軽い、小型株を中心とした銘柄だった。買いが買いを呼ぶ展開で、連日のストップ高で値を上げるパターンである。この8月に入ってから大きく上昇した銘柄を下の表にまとめた。

■月初比 株価騰落率
コード 銘柄 月初比騰落率
BMC ビンディン鉱産株式会社 76.62%
TCT バー山・タイニンロープウエー 62.34%
LBM ラムドン鉱産建設資材 33.12%
SHC サイゴンマリタイム 23.89%
SGH サイゴンホテル 21.88%
HAX ハンサイン自動車サービス 16.26%
NKD ノースキンド 15.58%
PJT ペトロリメックス・タンカー 15.30%
HBC ホアビン建設管理 13.76%
TAC トゥオンアン植物油 13.64%

ここには優良銘柄とされる携帯販売&ソフト開発『エフ・ピー・ティー』や国内6位の銀行である『サコムバンク銀行』(STB)は含まれていない。大型株が調整しているあいだに、これらの銘柄が、散発的に上昇したというのが、8月の相場だったのである。

これらのなかから、「まだ買えるもの」を探すというのは、投資方法としては悪くないだろう。そんな短期の値幅とりを狙うのであれば、やはり本命は、チタン生産に乗り出すという好材料のあるビンディン鉱産となろう。

一方、少し出遅れ銘柄を狙うたい方には、ハンサイン自動車サービス(HAX)が検討対象となるのではないか。今月10日の高値6万4500ドンを23日に上抜いてから、27日の終値では7万1500ドンをつけた。ベンツなど会社の輸入販売店を展開する同社にとって、乗用車の輸入税引き下げや高所得者の急増など、最近の傾向は強烈な追い風となっているようだ。

同社は4月から翌月にかけて株価が2・75倍になるという大相場を演じており、再び暴騰して8月に76%上昇しているビンディン鉱産のように、二匹目のドジョウがとれる可能性は高い

【HAXのチャート】


もっと近視眼的に見ると
浮上する魅惑の銘柄

8月の騰落率だけではなく、足元のモメンタムも重要な投資指標である。ここでは5日移動平均線との乖離率に注目してみた。5日移動平均線は前日を含めた直近の5日間を対象期間にとった。この乖離率でスクリーニングを行った結果は以下の通り。

■5日移動平均線カイリ率
コード 銘柄 5日移動平均乖離率 27日終値
BMC ビンディン鉱産株式会社 13.42% 544,000
VSH ヴィンソン−ソンヒン水力発電 12.61% 47,600
HAX ハンサイン自動車サービス 10.35% 71,500
TCT バー山・タイニンロープウエー 10.21% 388,000
TAC トゥオンアン植物油 9.44% 125,000
VNE ベトナム電気建設 9.06% 46,600
UNI ビエンリエン 8.38% 80,000
SFI サフィ運輸代理 8.10% 200,000
SHC サイゴン・マリタイム 7.80% 44,600
DMC ドメスコ医療輸出入 7.17% 145,000
単位:ドン

ビンディン鉱産株式会社(MBC)がトップなのは、月初比騰落率の表と同じだが、ヴィンソン−ソンヒンのような大型株も買われ始めている。相場には新しい「獲物をさがそうとする意思」があり、物色が変ったということは、それだけ体力があるという証拠。市場が回復に向かうときのいい兆候である。

さて、一方的に買い上げられていく銘柄に、まったく手を出さないのも面白くないという方には、上記銘柄のうち10万ドン以下の銘柄に分散投資するのはいかがだろうか。“強い勢い”と“低い株価”の組み合わせは、強気局目で大きなリターンを生むはずだ。次の5銘柄は検討してみる価値は十分ある。

<コワい怖いけど買うと儲かる5銘柄>

コード 銘柄 5日移動平均乖離率 27日終値
UNI ビエンリエン 8.38% 80,000
HAX ハンサイン自動車サービス 10.35% 71,500
VSH ヴィンソン−ソンヒン水力発電 12.61% 47,600
VNE ベトナム電気建設 9.06% 46,600
SHC サイゴン・マリタイム 7.80% 44,600
単位:ドン

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(2007/8/27)
    

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執筆者 徳富裕一

商社を経て、日本事業通信網に入社。得意のリサーチ力を活かして、東南アジアや東欧圏など新たな投資ジャンルの開拓に余念がない。ベトナムに続く次のバブル相場を追い求め、日々海外の金融機関とコンタクトをとっている。



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