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週刊『ベンチャーインテリジェンス』

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                  4月7日号から



中国B株ウォッチング


"家電下郷"が飛躍のチャンス!!
LCD、LCMと業界の最先端を走る
『康佳電子』(200016)



 B株市場のテレビメーカー『康佳電子』(200016)は近年、新製品の開発に力を入れている。07年における特許申請はおよそ480件で、そのうち新たに発明したものが180件以上にのぼる。こうした開発事業の発展は企業業績の成長にも繋がっており、ブランド価値や市場での競争力を大きく押し上げている。

 中国政府により実施された"家電下郷"(農村部における家電製品普及のためのプロジェクト)制度の対象製品の選考においても、テレビ、白物家電、携帯電話などおよそ同社が出品した70品目が全て選出される快挙を達成。その実力をあらためて業界内に広く知らしめる結果となった。

 "家電下郷"で農民の購入者は購入額の最大13%の補助が受けられるようになったが、これが始まってから「農村部における売上は、およそ6億元を超えている」(同社広報)という。


■農村部の主力はブラウン管から液晶へ
 今年に入って"家電下郷"対象製品の価格上限がこれまでの2000元から3500元に引き上げられたことを受け、同社では農村市場での液晶(LCD)テレビの販売に力を入れていく構え。09年の農村部からの売上は全体の約30%に達する見通し。

 中国のテレビ市場はブラウン管テレビに替わってLCDが主流となりつつあり、同社のLCD業務の収益貢献も年々拡大している。経済成長の鈍化がテレビ業界全体を圧迫しているものの、新世代LCDテレビの需要は依然として旺盛で、今年は約9%の売上増が見込めるようだ。下半期からは経済情勢の好転も観測されることから、同社ではLCD業務を収入源の一つとしてさらなる成長が期待されている。

<厚さわずか3・5センチの売れ筋LCDテレビ「i−Sports」シリーズ>



■積極的に新事業へ着手
 さらに、同社では現在、上位機種にあたる新型液晶ディスプレイ(LCM)の生産ライン8本を建設している。年内には最低でも2本が完成する見通しで、市場の需要次第ではその他4本の建設も予定を早めて完成させる構え。完成後には液晶テレビの生産コストが8−10%減少し、粗利益率は6−8%上昇する見通し。

 当面の液晶市場における同社のシェアはまだ低いものの、今年は予想以上にシェアを拡大する可能性も見られ、業績も大幅な成長が見込まれる。

 これまでの同社は、技術は低いが価格の安さを売りとする、中国に多いタイプのメーカーだったが、近年は高い技術力をともなう実力企業に転身を遂げつつある。今後は海外事業の拡大も視野に入れており、日本の店頭でも『ソニー』や『シャープ』と一緒に同社製品が並ぶ日がくるかもしれない。ぜひ今後の活躍にご注目を!


                    週刊『ベンチャーインテリジェンス』  4月7日号 から抜粋


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